おんせん天国で
温泉三昧の
ひとり旅

1
兵庫県新温泉町

新温泉町 おんせん天国な町で、温泉三昧のひとり旅

新温泉町商工観光課
新温泉町塩山に登る朝日
新温泉町塩山に登る朝日

こんな人におすすめ

・温泉が大好きで温泉を堪能したい人
・但馬牛も海の幸もグルメを堪能したい人
・ のんびりと旅したい人

新温泉町ひとり旅のおすすめポイント

・町内にある3つの温泉地の違いを味わえる
・温泉で温泉卵や生キャラメルなどを湯がいて味わえる
・但馬牛と捕れたての魚介類などのグルメが豊かで肉派も魚派も満足

紹介する人:Naoki

人と話すのは好きだけど大人数の飲み会は苦手で疲れちゃう。
興味があることにはいろいろと手を出してしまうけど、1つのことが長く続かない。
対人関係にちょっとしたコンプレックスを抱える40代男性。
自然豊かなエリアが大好きで、身体を動かしたり、ぼけーっとしたり、仕事をしたりする時間が好き。
美味しいご飯ももちろん大切。

朝昼夜、いつでも温泉楽しむ、温泉天国・新温泉町

新温泉町は、兵庫県北西部の但馬地域に位置し、北は日本海、西は鳥取県に隣接しています。
内陸部は1,000m級の山々に囲まれ、海側は山陰海岸ジオパークに指定されるなど、自然が豊かな町です。

新温泉町 田井の浜(たいのはま)海岸
新温泉町 田井の浜(たいのはま)海岸

新温泉町と聞いて驚いたあなた!
名前の通り、新温泉町は温泉資源に恵まれています。
町内には「湯村温泉」「浜坂温泉」「七釜温泉」といった温泉地があり、温泉文化が深く根付いています。

新温泉町の温泉①「美肌の湯」として知られる湯村温泉

泉質:ナトリウムー塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉

新温泉町のパンフレットや写真でよく見かけるのが湯村温泉です。
ミネラル分豊富で質が高い温泉として知られています。
ナトリウム-炭酸水素塩は重曹泉とも呼ばれ、毛穴や角質の汚れを乳化させて洗浄し、肌を柔らかく白くする効果が。

塩化物の効能として、塩のベールで体を包み込むのでぽかぽかに、硫酸塩泉の効能として、高い保水効果があります。
新陳代謝を促すメタケイ酸も豊富に含まれており、「美肌の湯」と呼ばれるのも納得の温泉です。

古き良き温泉街の風情が残る湯村温泉
古き良き温泉街の風情が残る湯村温泉
湯村温泉 リフレッシュパーク ゆむら:美肌の湯として評判
湯村温泉 リフレッシュパーク ゆむら:美肌の湯として評判

新温泉町の温泉② 保温効果抜群の浜坂温泉

泉質:ナトリウム・カルシウムー塩化物泉

日本海側のエリアにあるのが浜坂温泉です。
塩分が肌を包み込み、保温保湿効果を高めるため湯冷めがしにくい温泉と評価されています。

浜坂温泉 保養荘:保温保湿効果が抜群の温泉
浜坂温泉 保養荘:保温保湿効果が抜群の温泉

新温泉町の温泉③ 源泉100%掛け流しの七釜温泉

泉質:ナトリウム・カルシウムー硫酸塩泉

日本海側エリアにある七釜温泉。
公衆浴場のゆーらく館では、約53度の源泉掛け流しのお湯を楽しめます。
熱めのお風呂が好きな方にオススメです。

七釜温泉 ゆーらく館:約53度の源泉掛け流し
七釜温泉 ゆーらく館:約53度の源泉掛け流し

温泉の楽しみは入浴だけにあらず。湯がいて「温泉グルメ」を満喫しよう

約1200年前に開湯したと言われる歴史深い名湯、湯村温泉には「荒湯」と呼ばれる、日本一と称される98度の熱い源泉があります。

荒湯は全国的にも珍しく、24時間365日開放されています。
地元の人々だけでなく、訪れる誰でもが利用可能です。
足湯を楽しむのもよし、湯つぼで野菜や卵を湯がくのもよし、さまざまな楽しみ方ができる新温泉町の人気スポットです。

湯村温泉の荒湯:日本一と称される98度の熱い源泉
湯村温泉の荒湯:日本一と称される98度の熱い源泉
荒湯の湯つぼ:地元の人や観光客が集う人気スポット
荒湯の湯つぼ:地元の人や観光客が集う人気スポット

地元の人々は荒湯で野菜や卵を湯がいています。
筍や渋柿を浸ける人も。
おもしろい体験として、コンデンスミルクのチューブを湯がくと、驚くことに生キャラメルに変わります!

湯つぼで12〜13分湯がくと絶品ゆで卵完成
湯つぼで12〜13分湯がくと絶品ゆで卵完成
湯がくと美味しい食材は周辺の店舗で現地調達可能
湯がくと美味しい食材は周辺の店舗で現地調達可能

現在は、湯がいた食材を活かした商品開発も進んでおり、「たまごサンド」つくり体験もオススメです。
湯がいた卵の旨味は格別!
プルプルとした食感がたまらなく美味しいと感じます。

カドミセで予約しておくと、絶品たまごサンドを手作りできます
カドミセで予約しておくと、絶品たまごサンドを手作りできます

新温泉町の日常を垣間見ながら、足湯を楽しみつつ湯がきグルメを味わう。
このような温泉三昧の体験は新温泉町ならではです。

足湯につかりながら湯がきグルメを
足湯につかりながら湯がきグルメを

新温泉町はグルメの町:但馬牛!松葉ガニ!ホタルイカ!温泉グルメ以外も充実

新温泉町が位置する但馬地域は、有名な但馬牛の産地として知られています。
但馬牛(たじまうし)を兵庫県内で肥育し、肉にしたものを但馬牛(たじまぎゅう)といい、その中で一定の基準を満たすと「神戸ビーフ」と呼びます。
但馬牛を取り扱う肉屋で牛肉のコロッケやメンチカツを購入して食べ歩くのもよし、レストランで豪華な焼肉やステーキを楽しむのもよし。
この美味しい肉を一度は味わってみてください。

地元の方も愛用する道の駅「浜坂の郷」
地元の方も愛用する道の駅「浜坂の郷」
浜坂の郷内にある「たじま屋食堂」の但馬牛焼肉丼(1400円)
浜坂の郷内にある「たじま屋食堂」の但馬牛焼肉丼(1400円)

しかし、但馬地域の魅力は但馬牛だけではありません。
新温泉町はホタルイカの水揚げ日本一を誇り、松葉ガニの漁獲量も国内トップクラスです。

カニのスペシャリスト「かにソムリエ」の養成もしている新温泉町では、町の至るところで鮮度抜群の海の幸を堪能できます。

新温泉町はホタルイカの水揚げ日本一
新温泉町はホタルイカの水揚げ日本一

「お食事処 味波季」は、浜坂エリアに位置する水産会社直営の食堂で、新鮮な海の幸をリーズナブルな価格で味わえます。

「山米鮮魚」では、浜坂港で水揚げされた魚を好みに応じて刺身や焼き魚などに仕立ててくれます。
スーパーマーケットで地元の海産物を眺めるのもおもしろい体験となるでしょう。

「お食事処 味波季」海鮮丼定食(1600円)
「お食事処 味波季」海鮮丼定食(1600円)
「山米鮮魚」その場で選び捌いてもらったお刺身
「山米鮮魚」その場で選び捌いてもらったお刺身

地元愛が溢れる新温泉町の住民たち。ドローンを飛ばし、HPを自作するおじいちゃんも

新温泉町は過疎化が進行し、課題が多い町でありながら、地域を活性化するために地域おこし協力隊を中心にさまざまな取り組みが進んでいます。

新温泉町の塩山地区は美しい風景が広がる里山です。
塩谷地区に住む山本さんは、塩山の魅力を発信するためにウェブサイトを立ち上げ、ドローンでの写真撮影を行うになりました。

今では「ふるさと不定期便」という、田舎に親戚を作ろう!を合言葉に、新温泉町の野菜や加工品などを、田舎からの仕送りのように届けるようなサービスにもチャレンジしています。

地元愛溢れる山本さんと地域おこし協力隊の尾関さん
地元愛溢れる山本さんと地域おこし協力隊の尾関さん
塩山地区で採れた新鮮な野菜や加工品を詰めた「ふるさと不定期便」
塩山地区で採れた新鮮な野菜や加工品を詰めた「ふるさと不定期便」

地域おこし協力隊の尾関さんは、湯村温泉の荒湯を眺められる絶好の立地にあるCafe98℃(カフェ98ド)の店長です。

彼はカフェ経営だけで満足せず、町で問題となっている野生動物による被害を解決するため、ジビエ(狩猟された野生動物の肉)事業の立ち上げにも挑戦しています。
新温泉町に訪問したら最初にCafe98℃へ立ち寄り、オススメのスポットを尋ねてみると良いでしょう。

Cafe98℃からは湯村温泉街を一望できる
Cafe98℃からは湯村温泉街を一望できる
Cafe98℃にはコワーキングスペースも併設
Cafe98℃にはコワーキングスペースも併設

新温泉町のお宿:贅沢に一人の時間を楽しめる「朝野家」・お手頃にひとり旅を楽しめる「とみや」

古くから温泉地として栄えてきた新温泉町には、さまざまな温泉宿や温泉旅館があります。

「朝野家」は新温泉町で人気のある老舗旅館で、お城風の外観と、茶道・華道・香道を尊ぶ空間が特徴です。
オリジナルのお香は京都の老舗に依頼して作ったオリジナルのもので、その香りを楽しみながら贅沢な一人時間を満喫できます。
館内には大浴場や露天風呂があり、各部屋には温泉を引き込んだお風呂が完備されています。

湯村温泉の老舗旅館「浅野家」(写真右奥の白い建物)
湯村温泉の老舗旅館「浅野家」(写真右奥の白い建物)
「浅野家」の朝食
「浅野家」の朝食

「とみや」は一人旅を歓迎する温泉旅館で、源泉掛け流しの露天風呂を楽しみつつ、リーズナブルな価格で宿泊できます。
別棟にある露天風呂や、ボリューム満点のお食事も評価が高く、コストパフォーマンスに優れた一人旅を楽しめます。

湯村温泉の一人旅歓迎の旅館「とみや」
湯村温泉の一人旅歓迎の旅館「とみや」

新温泉町ひとり旅の費用目安

<交通費>
【東京から】
飛行機(東京⇔鳥取コナン空港)往復30,000円
バス&電車(鳥取空港⇔湯村温泉)往復3,000円
レンタカー 3日間15,000円

【大阪から】
高速バス(大阪⇔湯村温泉)往復9,000円

<宿泊費>
朝野家 1泊2食付き 27,000円
とみや 1泊2食付き 12,000円/1泊素泊まり 7,000円

<体験費>
湯村温泉 リフレッシュパーク ゆむら 1,000円
浜坂温泉 保養荘 900円
七釜温泉 ゆーらく館 700円
湯村温泉 荒湯&足湯 利用料無料

あとがき

町名の通り温泉が推しの町。
大阪からアクセスのよい有馬温泉、カップルやファミリーに人気の城崎温泉の影に隠れていますが、実は温泉好きにはたまらない温泉地です。
実際、温泉学会というものが存在し、最近、新温泉町で開催されたそうです。

古くから温泉地であったことから、町の人たちにはおもてなしのDNAが刻み込まれているのか、旅館のスタッフさんやお店の方と心地よい会話を楽しめます。

町内の様々な温泉施設をじっくりと堪能しながら、海、山、川、滝といった自然豊かなスポットを訪れ、自然の音に耳を傾け、心を休ませる。
そんな一人旅はいかがでしょうか。

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
また、まとめサイト等への引用を厳禁いたします。

アクセス

■電車・地下鉄でのアクセス
【鳥取駅から】JR浜坂駅まで山陰本線で約45分
【鳥取空港から】JR鳥取駅までバスで約20分、JR浜坂駅まで山陰本線で約45分
【大阪駅から】JR浜坂駅・湯村温泉までバスを利用して約3時間30分
■お車でのアクセス
【鳥取市・鳥取空港から】約40分
【大阪市から】約3時間

どんな町ですか?

新温泉町商工観光課

はじめまして!
兵庫県の北部、日本海側に位置する新温泉町です。
1000年以上の歴史を持つ湯村温泉、全国有数の一般家庭への配湯を誇る浜坂温泉、源泉100%かけ流しのお湯が自慢の七釜温泉など温泉が自慢です。

応援・あなたのおすすめコメント

コメントはまだありません。